長年サーフィンをしていると、
あれ?なんで、自分の車だけサビてるの!?
なんてことがあるわけです。
今回は、サーファーの自家用車が錆びやすい原因と対策、簡単な修理方法を紹介します。
「車のサビが気になる方」や「サーフィン用で新しく車を購入する方」必見です。
サーファーの車がサビやすい【原因】
1.塩害
サーファーの車がサビやすい一番の原因は、海から吹く潮風による塩害です。
海の近くを走行していると、塩分を含んだ風が車にあたり、塩が付着することで、車体の鉄部分のサビの侵食を早めてしまいます。
とくに、サーフィンをする海岸では、波がブレイクし、水しぶきが起こることによって、海水が小さな水粒子となって大気中に舞うため、より多くの塩害の被害が発生します。
なぜ塩が付くとサビやすくなるの?
鉄が水についていると、化学反応によってサビやすくなります。
さらに、塩は空気中の水分を集める性質があり、たとえ晴れている日でも、車体の鉄部分に塩がついていると、塩が集めた水分と鉄が反応し、サビを促進させてしまいます。
2.小さなキズによる塗装剥がれでサビる
車は鉄でできていますが、空気中の酸素や水と反応してサビないように、塗装が施されています。
しかし、小石や木々によって、キズが付き、塗装が剥がれると、そこからサビが進行してしまいます。
サーファーは、いい波を求め路面の悪い道で車を走らせることがあります。
そこで、車体に小さなキズをつけてしまい、放置しておくことでサビが発生してしまうことがあります。
車をサビにくくするには【対策】
1.毎回洗車する
サーファーが車をサビにくくする一番シンプルな方法は、サーフィンで海に行ったあと、毎回洗車をして車体についた塩分を落とすことです。
さらに、塗装がされてないマフラーやトランクの下回りなど下部の洗浄もするといいでしょう。
さらに、ドアの下の部分や、内側の隙間の部分は、水が溜まってサビが進行しやすい場所なので、しっかりと拭き上げを行いましょう。
2.小さなキズはタッチペンでカバー
小さなキズは、タッチペンで塗装を追加しましょう。
車のメーカー・種類ごとにカラーが決まっているので、しっかり調べて塗装しましょう。
(カラー番号は、エンジンルーム内、もしくは運転席・助手席のドアの内側にある『コーションプレート』に記載されています。)
・仕上げはコンパウンド
タッチペンで塗装が終わったら、コンパウンドで仕上げをしましょう。
コンパウンドとはいわゆる研磨剤で、塗装面を薄く磨くことで、塗装の境目を目立たなくします。
3.ガラスコーティング
ガラスコーティングしておくことで、水を弾き、サビにくくすることができます。
しかし、傷がついた部分は、コーティングも剥がれるので、定期的に洗車、コーティングを行いましょう。
ぼくは、自分でも簡単にできるこれを使っています⤵
泡スプレータイプなので手を汚さずに使用できます。
4.下回りのコーティング
マフラーやエンジン下部などは、塗装がされていないため、サビの侵食を受けやすくなっています。
マフラーはサビが侵食すると「ガラガラ」と異音が鳴ることもあるし、他の部品も取り替えが必要になってしまいます。
長く車を使いたいなら、下回りのコーティングもしておいたほうが良いです。
コーティングの価格は、ピンきりで数千円〜10万円します。
コーティング有効期限も数ヶ月から数年もつものまで様々なので、専門業者と相談したり、車に乗る期間から逆算したりして検討するといいでしょう。
※コーティングは新車でないとできないものもあります。
5.海の近くに車を駐車しない
海の見える近くの海岸に駐車しないだけでも、塩が付着する量は減ります。
ぼくのよく行くサーフポイントでも、サーフポイントから少し離れた場所に車を駐車して、サーフィンをしている人をよくみます。
小さなことですが、数年後には大きな差になるのでしょう。
車が錆びてしまったら【修理】
1.サビ表面を削る、サビ落とし剤を使う
小さな車のサビを発見したら、サンドペーパーでサビ表面を削ったり、サビ落とし剤を使って落としたりします。
サビを落としたら、タッチペンなどで塗装をし、鉄が空気に触れないように施工しましょう。小さなサビはコンパウンド等を使うといいでしょう。
サンドキューブひとつで塗装の下地作りが完結!
2.錆転換剤を使う
サビ自体をサビ防止の為の膜のようにしてしまう。『錆転換剤』というものがあります。
錆転換剤を塗ると赤サビではなく黒いサビになり、内側の鉄を守ることができる商品です。
上からタッチペンなどで塗装すれば、目立つことはありません。
3.大きなキズ・サビは専門業者へ
大きなキズや穴が開くほどのサビは、パテ等で治す事ができますが、DIYで行うと、きれいに仕上げるのが難しいので、プロにおまかせしたほうが良いです。
ものによっては、施工費が高額になることもあるため、複数業者に相談、見積もりをおねがいすることをオススメします。
まとめ:かっこよく車に乗りたい
上手い人のサーフィンはとてもカッコイイです。
サーファーはみんなかっこよくサーフィンして、カッコいい車に乗りたいですよね!
せっかくカッコよくサーフィンできるようになっても、車がバキバキにサビて、マフラーがガラガラ音なってたら、ちょっとイヤですよね(レトロチックでボロボロの車が好きな方がいたらスミマセン)。
カッコいい自動車を長く使うためにも、サーファーは必ずサビの対策をしておき、万が一サビができても対処できるようにしておきましょう!
サビの対策をして、余ったお金でサーフボード買おう!
コメント