サーフィンの波待ちしてるとき、波に揺られて酔ってしまう。
気持ち悪くて、吐きそう・・・💦
もともと、乗り物酔いしやすい人は、サーフィンでも酔ってしまうことがああります。
これらの原因と対策をご紹介します。
酔いやすい人でもサーフィンは楽しめる!
あなたは、「酔うからサーフィン向いていない」と思っていませんか?
サーフィンはじめたての頃は、ぼくも多少気持ち悪くなることもありました。
しかし、原因を理解し、しっかり対策を取れば酔うことはなく楽しくサーフィンできます。
実際、よく酔う人でもサーフィンを続けているサーファーは多くいます。
☆サーフィンで酔ってしまう原因
サーフィンで酔ってしまう根本的な原因は、車や船などの乗り物酔いと同様で以下の通りです。
脳への情報量が多くなっている
波待ちで不規則な波に揺られていると、「実際に目で見ているうねり」と「平衡感覚を保つ規管(三半規管、耳石器)の情報」のズレや情報量の多さにより脳がストレスを感じて、頭痛やめまいを引き起こします。
揺れる車の中で本を読んだときと似ています。
ストレスと睡眠・栄養・運動不足
過労などによるストレス、また睡眠や栄養が不足していると自律神経が乱れ、三半規管等の機能低下につながり、酔いやすくなります。
サーファーは、「運動不足な人」は少ないと思いますが、日の出から何も食べずに海に入る人も多いため、気をつけないと酔ってしまう原因になります。
☆サーフィンでの乗り物酔いを防ぐ方法(事前対策編)
酔いを防ぐ方法は、「主に海に入る前」と「海の中での対策」に分けられます。
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1. 生活習慣を整える
乗り物酔いになりやすい人は、もともと自律神経が乱れがちな人が多いです。
そのため、日頃から生活習慣を整えておくことが重要です。
つまり、「明日はやいから、今日は早めに寝よう」だけじゃダメなのです。
できれば毎日、日の出に海に間に合う時間に合わせて、9〜10時に寝て4〜5時に起きるなど、生活リズムをサーフモードにしてしまいましょう。
2. 前夜の深酒や当日の飲酒は避ける
前夜の深酒は睡眠障害の原因で、「睡眠不足→自律神経の乱れ→乗り物酔い」となってしまいます。
また、二日酔いのダブルパンチを喰らうと、最悪のサーフィン日和となります。
また、サーフィン前の飲酒は危険です。サーフィンは飲酒運転という概念はないですが、思わぬ事故につながったり、飲酒の利尿作用と乗り物酔いで吐いて脱水症状を起こしてしまったりする可能性もあります。
3. 空腹・満腹でサーフィンしない
サーフィン前は、軽食を取りましょう。
乗り物酔いに効果的とされている食べ物は以下の通りです。
- チョコレート:血糖値を上昇させ脳を目覚めさせることで酔いにくくなる
- 梅干し・レモン:酸っぱいものを食べ、唾液を多く出すことで酔いにくくなる
- ガム:噛むことで脳を目覚めさせることで酔いにくくなる、ミント系が良き
空腹だと、血糖値が下がり酔いやすくなります。逆に満腹でも、胃の揺れによって酔いを誘発します。
日の出からサーフィンするときも、なにか軽く食べられるものを用意しておくと安心ですね。
ちなみのぼくは、チョコ味のプロテインバーを買いだめしてサーフィン前に食べています。
気軽に食べれて筋肉もつくので一石二鳥です。
※暑いと若干溶けるので注意しましょう。にしても最近のプロテインバー美味しすぎん?
4. 酔い止めの薬を飲む
正直なところ、酔い止めの薬が一番、即効性と効果があります。
寝不足気味で酔いそうなとき、万が一波乗り中に吐きそうになったときのために、携帯しておくだけで安心できます。備えあれば憂いなし!!
アネロンは長時間効果を示すことで知られているため、サーフィンに向かう前に飲んでも安心できます。。
5. 慣れるまでは荒れた海に入らない
サーフィン初心者のうちは、波待ちが上手くないうえに、うねりの感覚に慣れていないため、酔いやすくなります。
そのため、初心者のうちは、オンショアのときの荒れた海面でのサーフィンは控えましょう。
波待ちが上手くなってくると、荒れた海でも自然と体幹で自分の体の安定を保ってくれるようになります。比較的穏やかな海面のときにいっぱい海に入って少しずつ慣れていきましょう。
関連『サーフィン初心者に最適な【波の高さ】とは【見分け方・予想方法紹介】』
6. サイズのあったウェットスーツを着る
ウェットスーツの締め付けがキツすぎると、全身の血流が悪くなり、酔いやすくなります。
ぴったりなウェットスーツの方が保温効果が高くて良いですが、締め付け過ぎもよくないということですね。
もしも酔ってしまったとき、ジップ付きのウェットスーツなら、ジップを開けてあげると少し楽になると思います。さみぃけど!
☆サーフィンでの乗り物酔いを防ぐ方法(サーフィン時の対策編)
深呼吸・リラックス・サーフィンに集中する
波に恐怖を感じたり、「酔ってしまいそう」などと心配したりすると、ストレスがたまり、酔いやすくなります。そんなんじゃサーフィンは楽しめません!
少し気分が悪く感じたら、うねりの少ない沖に出て、深呼吸や海から見るロケーションを眺めてリラックスしましょう。
また、サーフィンは仕事や人間関係などの悩みを忘れられるものです。
近くをなるべく見ない(遠くのうねりを見る)
よく酔う人は、近くのうねりや下を見がちです。
車の中で本やスマホを見ているときに気持ち悪くなる現象と似ています。
そうならないためにも、サーフィン中は水平線からくる遠くのうねりに集中しましょう。
遠くを見ると酔いにくくなる上に、乗れる波を見極める感覚も身について一石二鳥です!
適度に休憩を取る
長時間のサーフィンは、疲れが溜まり酔いやすくなります。
少し気分が悪いと感じたら、一旦沖に上がって、軽食など休憩をとりましょう。
また、乗り物酔いに効くツボを押すのも良いでしょう。
サーフィンを楽しむ!(「対策したから大丈夫!」と考える)
サーフィンで一度酔うと、次サーフィンするときも「酔ったらどうしよう」と不安になりますよね。
この不安もストレスとなり酔いの原因になってしまいます(プラシーボ効果みたいな)。
そのため、これまで紹介してきた対策をいくつか実践し、「対策したから大丈夫!」と思えるようにしましょう。
サーフィンの自分の上達に集中すると、よりサーフィンが楽しく、さらに「酔ったらどうしよう」なんて考えなくなりますよ!
【まとめ】しっかり対策して最高のサーフィンをしよう
ぼくにとってサーフィンは、飽きのない最高の趣味です。
波に揺られながら綺麗なロケーションを眺めるのは最幸の休日です。
そんな休日も、乗り物酔いになってしまうと最悪の気分になります。
そうならないためにも、日頃からしっかり体調を整え、海の中でもリラックスしてサーフィンすることが重要です。
この、記事があなたが「サーフィンが楽しい」と思い続けられる一助になれば幸いです。
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