サーフィン始めたいけど、ショートボードがカッコいいから買おう!
そう言って「初心者用ショートボード」を買ってサーフィンを始めたぼくと友人の挫折談とショートボードを買うときの注意点をご紹介します。
初めてサーフボード購入を検討している方必見です。
ショートボードに乗れずに挫折した失敗談
まずは、ぼくとその友人が初めてのサーフィンでショートボードを選び、挫折した話をしたいと思います。
【失敗談1】通販サイトで初心者ショートボードセットを買う
当時、周囲にサーファーがいなかったぼくは、ネットで初心者用のサーフボードを探していました。
すると、『初心者用ショートボードセット』なるものがあったので、即決で購入しました。
- ショートボードがカッコいいと思った
- 長いボードより値段が比較的安かった
- 必要なアイテムがまとめて買えた
「初心者あるある」ですが、ロングボードやファンボードはダサいと思っていることがあります。
これは、上手いサーファーがショートボードに乗っていることが多いからです。
また、一概には言えませんが、長いボードより短いボードの方が値段が安い傾向があるため、初めてボードを選ぶ初心者サーファーは、ショートボードを選んでしまうのです。
【失敗談2】フリマサイト・リサイクルショップで買った友人
現状「ぼっち」でサーフィンしてるぼくも、最初は初心者3人でサーフィンしようと始めました。
その2人の最初のサーフボードというと、、
フリマサイトでカッコいいショートボード買ったぜ!
リサイクルショップで安いショートボード(¥3,000)を買ったよ
僕が買ったショートボードよりも、さらに薄っぺらなショートボードを買ってました。
今考えると乗れるわけないとわかりますが、みんな初心者だったぼくらは、テンション爆上げでサーフィンに向かいました。
いまでも普通に「初心者におすすめ!」とか言って、薄っぺらなボード売ってるとこもあるので注意が必要です。
【失敗談3】初心者3人組のサーフィン(?)デビュー!
乗り方も何も知らないぼくらは、とりあえずサーファーがたくさんいる人気ポイントに入って、サーフィンしようと試みました。
しかし、一度も乗れない!吐くほど乗れない!溺れかける!
波が小さいからと言い訳して、大きい波に挑んで死にかけたこともありました↓
関連記事『【恐怖体験】サーフィンで死にかけた話【パニックにならないために】』
結局、友人2人は3ヶ月ほどでサーフィンに来なくなり、ショートボードで挫折したぼくは、新たに初心者用のソフトボードを買って、やっと乗れるようになりました。
【知っておきたい】初心者用ショートボードの注意点
1. 「初心者用ショートボード」の勘違い
ぼくが思うに、『初心者用ショートボード』とは、ロングボードなど浮力のあるボードである程度サーフィンができるようになった人が、ショートボードに移行しようとするときに適しているボードなのです。
つまり、ロングボードやミッドレングスに、ある程度乗れるサーファーのための『初心者用ショートボード』なのです。
2. 最初は浮力のあるボードに乗った方が上達が早い
浮力の小さいサーフボードに早く慣れた方が、上手くなるのが早いんじゃないの?
サーフィン始めたてのぼくも、当時はそう思っていましたが、実はそれが大きな間違いなのです!
基本的に、浮力の小さいショートボードなどは、波のパワーを受けにくいため、一定以上のパドリングが必要になります。
逆に、浮力が多いと少しのパドルでも波に乗ることができるため、一度のサーフィンでより多くの波に乗ることができます。
浮力が大きいと、シンプルに多く、長く波乗りができるため、あまり波に乗れない初心者ショートボーダーよりも上達も早くなります。
たとえると、自転車が、最初から二輪車に乗るのではなく、補助輪などをつけて慣れた方が、二輪車に乗れるようになるのも早くなるのと同じです。
3. 浮力のあるサーフボードはダサい?(→誰も見てない)
ファンボードやソフトボードなど浮力のあるボードだと、初心者だと思われて恥ずかしい!
サーフィン始めたてのぼくもそう考えていました。
しかし、今思うと、「浮力の大きいサーフボードがダサい」なんて一度も思ったことがありません。
むしろ、ショートボードで全然波に乗れない人の方が目立つし、恥ずかしいと思います。
そしてほとんどのサーファーは、初心者サーファーなんて見てる暇ありません。
基本うねりに集中しているので、上手いサーファーか、綺麗な美女しか見てません!
だから、ボードの長さや見た目を気にする必要はありません。
初心者が浮力のあるサーフボードを選ぶメリット
初心者がサーフィンデビューするときは、ある程度浮力のあるボードを選んだほうが良いです。
理由は以下の通り。
ひとつずつ説明していきます。
1.多くの波に乗れる
浮力のあるボードだと、小さな波でも、パドリング力があまりなくても、テイクオフしやすく、多くの波に乗れます。
きっと毎回楽しいサーフィンができると思います。
2.上達が早い
初心者は浮力のあるボードに乗っている人のほうが圧倒的に上達が早いです。
当たり前のことですが、1度のサーフィンでより多くの回数波に乗っている人のほうが上達は早いです。
さらに、長いボードでのターンなどコントロールするのは、ショートボードよりも難しいため、ロングボードなどから、ショートボードに移行した場合は、しっかりと体重移動を使ったターンのコツが身に付いており、上達が早いです。
3.長く使える
浮力のあるボードは、ある程度うまくなっても、使う機会があります。
僕が2回目に買ったソフトボードは、ショートボードに乗り出してからも、ショートボードで乗れない小波の日に活躍しています。
また、友人をサーフィンに誘ったりするときにも、初心者用ボードを貸して一緒に楽しめるので、長く使い続けられるボードです。
関連『サーフィン初心者が最初に選ぶべきサーフボード5選【失敗しないボード選びのポイント】』
【まとめ】挫折しないでね
初心者がサーフィンデビュー時におかしてしまう誤解について、ぼくの実体験に基づいて紹介しました。
「もう、ショートボード買ってしまった!」
という人は、一旦そのボードは保管しておいて、浮力のあるボードを購入することをおすすめします。
一年くらい練習すれば、ショートボードにも乗れるくらい上達できると思います。
早く上達して、楽しいサーフィンライフを謳歌しましょう!
コメント