サーフィン中、リーシュコードが切れた!
こんな、もしものときの対処法について紹介します。
【はじめに】リーシュコードは命綱ではない
サーフィンでリーシュコードは大事な役割を果たします。
- サーフボードを離してしまっても流れていかない
- ボードが他の人にぶつかるのを防ぐ
- パーリングしてもすぐにボードを引き寄せられる
「サーフボードは足と繋がっているから溺れる心配はない」と思っている人もいるかも知れません。
しかし、それは間違いです。
サーフィンするなら以下のことを覚えておかなければなりません。
- リーシュコードは命綱ではない
- リーシュコードはいつか必ず切れる
以下では、リーシュコードが切れたときの対処法と心構えについて紹介します。
リーシュコードが切れたときの対処法
リーシュコードは、どんなに新品でも切れる可能性はありあます。
後悔しないためにも、切れたときの対処法をしっかり頭の中に叩き込みましょう!
1.落ち着いて周囲の状況を確認する
リーシュコードが切れるのは、おそらくパーリングしたときが一番多いでしょう。
リーシュコードが切れたときは、足を引っ張るボードの勢いがスッと消えて、すぐに分かると思います。
ボードが切れたらまずは水面に顔を出し、以下について確認します。
- 次の波がブレイクしてこないか
- 海底の深さはどの程度か(足がつくか)
- 近くにサーフボードがういてないか
- 近くにほかのサーファーはいないか
2.波がブレイクしてきたらしっかり息つぎ
次の波がブレイクしてきたら、
波とぶつかる前にしっかりと息継ぎをしておきましょう。
息を整えておかないと、波に巻かれたあとまで息が続かなくなる可能性があります。
3.波に押されるようにして岸まで戻ろう
波がブレイクしてきたら、ボディサーフィンをするようにスープに乗って岸の方に向かいましょう。
上手く波の力を使えば、無駄な体力を使わずに浅瀬まで戻ることができます。
逆に、波がブレイクしていないとき、波が割れていないところは離岸流の可能性もあるため、波が割れている方向へ向かったほうが良いでしょう。
※このとき、あせって泳いでも体力の消耗につながる可能性があるため、すぐに泳ぐのではなく、上記で説明したように周囲の確認をしましょう。
4.ほかのサーファーに声をかける
近くに、ほかのサーファーがいるときは、助けを求めましょう。
余裕があるときは、リーシュコードが外れたことを伝えてもいいでしょう。
ボードがほかのサーファーにぶつかる危険も減らせます。
日頃から入念な点検とイメトレをしておこう
リーシュコードは、使用後はしっかりと真水洗いし、陰干しし、使用前も劣化箇所がないかしっかり確認しましょう。
しかし、どんなに確認しても、新品のリーシュコードでも、リーシュコードが切れる可能性は少なからずあります。
リーシュコードが切れたときの対処法をしっかりと頭でイメージして、切れたときも落ち着いて行動できるようにしておきましょう!
リーシュコードは信頼できるFCS(エフシーエス)
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