梅雨が明け、猛暑が押し寄せてきました。
気温が高くなると、冬にサーフボードに塗っていたワックスが、ドロドロと剥がれてきてしまいます。
こういった季節のかわり目は、サーフボードのワックスを塗り直したほうが良いです。
今回は、サーフボードワックスを剥がすときの用意するもの・手順を紹介します。
ワックス剥がしで用意するもの
1.サーフボードスタンド
サーフィンワックスを剥がすときは、安定した場所にサーフボードをおいて行いましょう。
といっても、安定した場所ってなかなかありません。
アスファルトなど固い地面に置くと、ボードを傷つけてしまう可能性があり、また、砂浜や芝生の上に置くと、剥がしたワックスなどの回収に手間がかかります。
そこで、サーフボードスタンドがオススメです。
折りたたみ式で場所を取らず、サーフィン前のワックスアップもやりやすいです。
でも、少し値段が高いよ!って人は、こういう踏み台を使うと、安く抑えられるし、キャンプなどでイスとしても使えて便利です!
2.スクレーパー
ワックス剥がしには必須のアイテムです。
ヘラのように使って、ボードに塗られているワックスを剥がします。
コレは比較的安価なのでサーファーなら1つは持っておきたいですが、今どうしても手元にない!って方は、100円ショップのフライ返しなどを使ってみるのも手でしょう。
(※商品が折れたり、ボードに傷がつく可能性があるので注意しましょう)
3.ワックスリムーバー
ワックスを柔らかくする成分です。
ワックスを完全に剥がす際に使用します。
ここでも、費用を抑えたい人は、ジッポライターの補充用の灯油でも、ワックスを落とすことは可能なようです。
サーフボードが火に包まれるのがみたくない人は、十分注意して作業をするようにしましょう!
4.ティッシュ
鼻をかむティッシュです。ない人は、自分のTシャツでも良いでしょう。
ワックス剥がし方【手順】
1.サーフボードを安定したところに置く
安定したところで作業するようにしましょう。
安定した場所でやらないと、いろんなところにぶつけやすいです(実証済み)。
2.ワックスを柔らかくする
塗られたワックスにドライヤーで温風を当てて、柔らかくすると剥がしやすくなります。
太陽に少し当てて温めるのも効果的です。
※どの方法も、やりすぎるとサーフボードを劣化させる可能性があるので、あまり長時間、温めたり、日光に当てたりしないようにしましょう。
3.スクレーパーでワックスを剥がす
ワックスが柔らかくなってきたら、スクレーパーでワックスを剥がしていきましょう。
剥がしたワックスは、しっかりと集めて、処分しましょう。
4,ある程度おちたらリムーバーを塗ってしばらく待つ
ある程度ワックスが落とせたら、リムーバーを塗ってしばらく待ちます。
リムーバーを染み込ませたティッシュを乗せるのも効果的です。
5.スクレーパーとティッシュで剥がしていく
10分ほどして、リムーバーが浸透し、ワックスが柔らかくなってきたら、
スクレーパーとティッシュで残ったワックスを拭き取ります。
6.仕上げ
剥がし残しなども、リムーバーを染み込ませたティッシュなどできれいに拭き取ります。
最後に、水拭きなどおこなうと、よりきれいに落とせます。
これだけきれいになれば、今夜はサーフボードと一緒に寝られます。
まとめ
サーフボードのワックスを剥がすのは、かなりの労力を使います。
しかし、定期的におこなうことで、グリップ力が回復したり、衛生的にもきれいになったりと、メリットも多いので、日頃サーフィンを楽しませてもらっていることの感謝も含め、定期的にワックスを剥がすことをオススメいたします!
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