サーフィンで耳栓つけてる人いるけどなんで?
そんなことを疑問に思った人がいるのではないでしょうか。
今回は、サーフィンで耳栓をすべき理由とオススメの耳栓をご紹介します。
後悔せず快適なサーフィンをしたい人必見です!
サーファーが抱える耳の問題と耳栓をすべき理由
サーフィンで冷たい海水に長時間さらされる耳。
それを繰り返しているうちに、耳の内側にある外耳道の骨が耳の中を守ろうと耳の中を塞ごうと飛び出してきます。
重症化すると、細菌がたまって炎症を起こしたり、耳の穴が塞がれて難聴になったりし、手術しなければならなくなります。
サーファーに多いことから、『サーファーズイヤー』なんて呼ばれてます。
また、ワイプアウトをしたときに、当たりどころが悪いと耳に相当な衝撃が伝わることがあり、最悪の場合、鼓膜が破れてしまうこともあります。
これらの危険性を回避するために、耳栓が必要になるのです。
だいたい、長くサーフィンをしている人やビックウェーブに乗るベテランが冬に身につけていることが多いのは、こういったリスクを知っているからこそなのです。
しかしどちらかといえば、耳栓は、ワイプアウトが多く耳の中に水が入りやすい初心者や中級者が身につけた方が一番メリットを得られます。
サーフィンにオススメの耳栓の選び方
ひとつづつ紹介します。
1. 音が聞こえること
サーフィン用の耳栓を選ぶときに一番大事なのは、「水は入らないけど音が聞こえる耳栓を選ぶこと」です。
サーフィンは、自然の中で他のサーファーと同じ空間で楽しむスポーツです。
それゆえに、音が聞こえないと、他のサーファーがパドリングしていることや、自分が前乗りしてしまっていることに気づかなかったりする危険性があります。
また、自然相手のスポーツがゆえに、津波やサメなどに遭遇するリスクもゼロではありません。
そのときに、耳栓をしていると警報などを聞き逃すリスクもあるため、音が聞こえる耳栓を使用することをオススメします。
2. 紛失しにくいこと
サーフィンしたことある人しかわからないですが、サーフィンの波はすっごい威力があります。
初めてサーフィンしたひとは、陸からみているときの10倍ほどの衝撃にビビるくらいです。
そんなサーフィンでは、身につけているものが吹っ飛んでなくなることがよくあります。
普通の耳栓をしていると、一回のワイプアウトで普通になくなります。
そのため、首に固定できるコード付きの耳栓で外れても紛失しない耳栓を選ぶ必要があります。
3. フィットして痛くならないこと
サイズの合わない耳栓をして長時間サーフィンしていると、痛くなってしまうことがあります。
そのため、耳栓を選ぶときは自分の耳の大きさに合ったものを選ぶ必要があります。
耳の大きさは十人十色なので、買う前にどれがフィットするか選ぶのは難しいです。
そのため、自分の耳に合わせてサイズを変えられる商品を選びましょう!
サーファーにオススメの耳栓【3選】
【細かいサイズ設定!】EAR SUITS 4
耳栓って一番難しいのが「自分の耳に合うかどうか買うまでわからない」ということ。
『EAR SUITS 4(イヤースーツ4)』は、イヤーチップと落下帽子フィンそれぞれが4サイズ用意されており、自分に合ったサイズに調節できます。
さらに、子供用にミニサイズも展開しており、「めっっちゃ耳小さい!」という子どもや女性も自分に合ったサイズを見つけることができます↓
【機能性重視!】SURFEARS 3.0
オシャレなデザインと高耐久な素材で長く使える世界中のサーファーが愛用している『サーフイヤーズ』の耳栓です。
音もしっかり聞こえて、リーシュコードも細く邪魔にならない、左右の色分けのおかげでサッと取り付けができる、4サイズ調節可能。
サーフィンにおける機能性は間違いなくNo. 1です。
ただし、値段は8,000円と高めで失くしてしまうとかなりテンション下がります。
しっかりとリーシュコードをつけて大切に使いたいですね!
【消耗品として】PUTTY BUDDIES
大きな波で紛失したら嫌だな。。
安く対策できないかな。
そんなあなたにオススメなのが、シリコンでできた『PITTY BUDDIES』の耳栓です。
柔らかいシリコン素材で練り込んで耳につけるタイプで、どんな耳にもフィットする上に、落としてしまっても、色が付いており海水に浮くため紛失もしづらいです。
また、1,000円で3セット入っているため、失くしてもテンションは下がりません。
大きい波の日など紛失しやすい日のために常備しておくのがオススメです。
ただし、密閉しているため音は聞こえづらくなるので、周囲のサーファーが多いときは気をつけて使用しましょう。
【まとめ】快適で幸せなサーフィンを長く続けるために
サーファーズイヤーは、重症になると手術しないといけなくなってしまうくらい難聴や痛みをともないます。
毎回耳栓をするのは正直わずらわしいですが、趣味として長くサーフィンしたいなら寒い冬の季節は耳栓をしっかりして対策しておきましょう。
将来、あなたが「耳栓してて良かった」と思えたなら幸いです。
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