サーフィン用語がわからなくて、他のサーファーが何言ってるかワカリマセン!
今回は、そんな初心者さんのために、サーフィンの道具の名前などの基礎から、サーファー同士の会話に出てくる用語まで全て一気に網羅します!
目次から気になる用語だけ調べていってください♪
サーフィン基礎用語
サーフィンに使用する道具
まずは、サーフィンに使う道具類を紹介します。
上の写真にあるものがサーフィンで使用する主な装備です。
ウェアは、あくまで参考で、季節によって身につけるものが変わってきます。
※季節ごとのウェア詳細はコチラ→『ウェットスーツ選び方【日本エリアごとに紹介】』
デッキパッドは、波乗り時に後ろ足のグリップ力を高め、ターンしやすくするもので、主にパフォーマンス系のショートボードなどにつけます。
フィンは、サーフボードの舵取りの役割を担います。サーフスタイルによってつける個数を変えたりします。1つ→シングルフィン、2つ→ツインフィン、3つ→トライフィン、4つクワッド、5つ→5フィン…(あまり聞かない)。
リーシュコードは、足とサーフボードをつなぐことによって、ボードから落ちたときにボードが流れていかないようにするものです。安全面やマナー面からも着用必須アイテムです。詳しくはこちら→『足首に付けてるバンド(ヒモ)は何?【リーシュコード】』
サーフボードの部位
サーフボードは部位ごとに名前があります。
たまに会話で出てくる程度なので雰囲気で覚えておきましょう。
サーフボードの種類
サーフボードは長さによって呼び名が変わってきます↓↓
一般的にボードが長い、幅や広い、厚さが大きいほど、浮力が大きくなり安定感が増すので初心者でもテイクオフしやすくなります。
サーフボードの立ち方(スタンス)
サーフボードへの立ち方は、左足が前に来る「レギュラースタンス」と右足が前に来る「グーフィースタンス」があります。
サーフィンを始める最初の感覚で、どっちが乗りやすいかでスタンスを決めます。
左足が前のスタンスをレギュラースタンス。
右足が前のスタンスをグーフィースタンスと言います。
関連『【サーフィンどっちが前足?】レギュラー・グーフィースタンス決め方』
波の位置の名前
波乗りするときの波の位置によって、呼び方が変わります。
〈用語の使い方例〉
- ショルダーが張った良い波♪
- フェイスが整っていて遊べそう♪
- リップにボードを当て込めることができた♪
- スープにもまれた😫
用語を覚えればサーファー同士の話も弾みます!
波の高さの表現
日本では波の大きさを、体の部位で表現することが多です。
波情報サイトなどを見ると、「今日の波はムネ〜カタ、セット(数分おきに来る大きくまとまった波)はアタマくらいの波が来てます」なんて表現されています。
何もわからない人からしたら、「このサイト何語 かいていんねん?」ってなりそうですね笑。
関連『サーフィン初心者に最適な【波の高さ】とは【見分け方・予想方法紹介】』
サーフィンの基本動作
ここからはサーフィンの基本的な動作などをご紹介します。
パドリング(パドル)
サーフボードに腹ばいになって、水中をかき進む動作。
パドリングは初心者のうちは、筋肉痛などになりキツイですが、やればやるだけ慣れてきて、上達も早くなります。
ゲッティングアウト(パドルアウト)
パドリングで沖に出ることを指します。
テイクオフ
パドリングの状態から、波に乗って立つ動作を指します。
プルアウト
波乗りの途中で、しっかりとボードをコントロールしてライディングを終えることです。
ワイプアウト
波乗りの途中でボードのコントロールを失い、ライディングを終えることです。
プルアウト⇔ワイプアウト
パーリング
サーフボードのノーズがフェイスに突き刺さってワイプアウトすることです。
怖いです。が、慣れます。
関連『【サーフィン初心者】パーリングしてしまう【原因と解決策5選】』
ドルフィンスルー(ダックダイブ)
ゲッティングアウトのときに、ボードを沈めて波をスルーする方法です。
日本では「ドルフィンスルー」といいますが、世界的に見れば「ダックダイブ」と言われるのが主流です。
波をやりすごす方法として他にも、「ローリングスルー」や「シッティングスルー」などがあります。
詳しくは、下記記事をご覧ください。
関連『「ドルフィンスルー(ダックダイブ)で沖に出られない!」の対策【初心者の悩み】』
リスクや危険な知識
ここからは、サーフィンにおいて知っておいた方がいいリスクをご紹介します。
潮流やカレント(離岸流)に流される
当然ですが、海では潮の流れや、押し寄せた波が沖へ戻るカレント(離岸流)が発生しています。
それを知らない初心者は、流されて騎士に戻れなくなる危険があります。
海に入る際は、波の大きさはもちろん、海の水の流れも把握して入るようにしましょう。
関連『【沖から岸に戻れない恐怖】サーフィンでカレントに流されたトラウマと対応策』
サーフィンにおけるマナー「ワンマン・ワンウェイブ」
サーフィンには、一つの波には一人しか乗ってはいけない「ワンマン・ワンウェイブ」というルールがあります。
このルールをやぶる「ドロップイン(前乗り)」や「スネーキング」は、危険な行為であり、事故やトラブルの原因となるため、絶対にしないようにしましょう。
関連記事『【サーフィン】ルールとマナー【知らずにやるとヤバいです】』
ローカルサーファー
長年同じサーフポイントを拠点としてサーフィンしているサーファーをローカルサーファーと言います。
ローカルサーファーは、地元地域住民との交流やビーチクリーン、サーフポイントの環境・秩序を保つ役割をしてくれます。
そのため、ローカルサーファーは、そのポイントではリスペクトされ、ポイントによっては「ローカル優先で波をとる」という暗黙のルールがあったりします。
残念ながら「ローカルサーファー」の中には横暴な態度を取る人もおり、逆の意味として使われる「ビジターサーファー」とのトラブルなどが頻発しています。
ローカルサーファーにしろ、ビジターサーファーにしろ、横暴な態度の人を見かけたら、そこではサーフィンしないようにした方がいいかもしれません。触らぬ神に祟りなし!
関連『『ローカルサーファー』ってどこから?【ローカルサーファーの定義を考えてみた】』
マニューバー用語
サーフィンのライディングにおけるラインどりのことを「マニューバー」と言います。
大まかなマニューバーの種類を覚え、自分がカッコよく決めてるシーンを想像しましょう。
海に行きたくなってきたぜ!⤴︎
1. ボトムターン
文字通り、波のボトムまで降りて大きくターンすることです。
ボトムターンがスムーズになることで、次に続くオフザリップやカットバックなどのクオリティあがります。
2. オフザリップ
波のリップ部分にボードを縦に当てこむマニューバーです。
動きや飛ばすスプレーが派手で、初心者なら誰もが憧れ目指すマニューバーの一つです。
3. カービング
波のフェイス部分を削り取るように攻めるターンをカービングと言います。
五十嵐カノア選手のカービングは力強くて個人的に大好きです。
4. カットバック
波のパワーゾーンはなれ、ショルダーが厚くなった場合に、ライディングの方向とは逆にターンして再びパワーゾーンに戻る動作を言います。
動きとしてはカービングとやや似ていますね。
5. フローター
崩れかけている波のカールに乗り上げて滑るマニューバーです。
初心者が真似てやったらすごい勢いでワイプアウトします。
無事を祈ります。
6. チューブライド
一般人のほとんどが「サーフィン」と聞いて想像するのが、「チューブライド」ではないでしょうか。
想像通り、波の中に入るやつです。あれです。幻想的です。。↓↓
巻くような掘れた大きな波でしかできないため、難易度も非常に高いです。
7. エアリアル
サーフボードの勢いとスピードを生かし、波のフェイスを利用して海面から飛ぶ技です。
「エアー」と言ったりもします。
一般サーファーにとっては、いつかは決めてみたい憧れの技になります。
といっても、年齢重ねてからはケガのリスクも大きいので、若いうちからガンガン練習しないといかんのです。。。
その他、会話におけるサーフィン用語
初心者の頃のぼくが、サーファー同士の話や波情報サイトを見ていて「ちょっと何言ってるかわかんない」と思った用語を解説していきます。
- ショアブレイク:岸のすぐ近くで崩れている波のこと。
- クローズアウト:波が大きすぎたり風が強すぎたりでサーフィンできない状態。
- ダンパー:横に広く一気に崩れる波の状態で、ライディングが難しい。
- オンショア:風が海から陸に向かって吹いている状態(海風)。うねりがばらけてサーフィンに不向き。
- オフショア:風が陸から海に向かって吹いてる状態(陸風)。フェイスが整い、良い波になりやすい。
- チョッピー:強いオンショアで海面が荒れている状態。サーフィンに不向き。
ちなみに、サーフィン始めたての僕は、「チョッピーな波」を「小さな波」と解釈し、海に行ってみたら全然サーフィンできる状態じゃなかったことがあります(泣)。
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【まとめ】サーフィン用語を理解してもっと楽しいサーフィンを!
ただ波に揺られたり、爽快にボードに乗るだけでもサーフィンは最高ですが、サーフィンの用語を理解すると、ますますサーフィンの楽しさが広がり、さらに、いろんなマニューバーに挑戦することで、自分の成長を感じて幸せになります!
これを読んでくれたあなたは、真面目で努力家だと思います。
さらに成長して、楽しいサーフィンライフを送りましょう!
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